受付から慰霊塔まで

受付で名札(青;新遺族、黄;既遺族、白;同期生・同伴)を受け取り、胸に着けて、法要の席に。

慰霊塔への坂道の最奥に位置する高野山で最大の碑・徳川二代将軍秀忠夫人;崇源院の石碑に見守られながら、進みます。

遺族席は、慰霊塔「礎」前の新遺族席と道を挟んだ塔横の既遺族、同期生・同伴席に分かれます。

案内碑と慰霊塔への坂道:左、奥の院参道:右

塔前に向われる導師

慰霊塔「礎」


法要前の様子

樹齢豊かな天を突くような杉・桧に囲まれた慰霊塔「礎」の佇まいに、心を打たれると思います。最前列の導師の席以外、自由です。

その時まで、故人の姿を浮かべながら待つ遺族、或は慰霊塔を囲うように同期生2,840名の名が刻まれた刻銘版から故人の名を

探す遺族。やがて時が来、全員が起立して、先導者に導かれた導師をお迎えします。

塔前の新遺族席

塔横の既遺族、同期生・同伴席

刻銘版の氏名を探す遺族


法要

司会者の‘開式のことば’で始まり、全員での国歌の斉唱に合せた同期生による国旗・紫の旗の掲揚を行い、新合祀者の霊璽簿を奉安し、

こころ静かに合掌した後、席に着きます。なお、国歌および校歌の演奏は、陸上自衛隊第3音楽隊による演奏をして頂いたこともあります。

導師:菩提寺赤松院住職により、新しい御柱および戦歿者、戦後物故者への供養文が読上げられます。

霊璽簿の奉安

供養文の読上げ

新遺族の焼香


引き続き経文が流れる中、焼香が始まります。先ず護持会代表、新遺族、そして各代表

(戦歿者、戦後物故者、各学校)、最後に既遺族、同期生・同伴の全員が行います。

ここまでの緊張感がほぐれて、同期生の元気な校歌の斉唱に導かれるように全員で歌った後、

遺族代表挨拶、護持会代表の閉式のことばを以って法要を終了し、導師の退場を見守ります。

見送った後、司会者の来年の再会を願うことばをうけて、全員退場し、もとの静かさが戻ります。

受付前で、慰労の粗供養を受け取り、このあとの斎の膳に出席される方と、このまま下山される

方とに分かれます。

既遺族、同期生・同伴の焼香   


斎の膳


法要を終え、肩の力が抜けて、笑顔が見られる中、和やかに斎の膳に着き、それぞれが思い

思いの気持ちで、楽しいひと時を過ごします。前夜の懇親会とは、少し様子を異にし、話題も

色々のようです。時が来て、来年の再会を願って、下山していきます。

もちろん、一期一会の縁になる方も、色々です・・・・人の世のことですから。ひと時でも縁を持

てるという事は、奇跡的なことなのですが・・・。

国旗・紫の旗を掲げた斎の膳の様子  


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